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口頭

排気中C-14モニタリングのための液体シンチレーションカクテルの検討

中嶌 純也; 山田 克典; 横山 裕也; 宍戸 宣仁; 武藤 康志

no journal, , 

原子力科学研究所の原子力施設から放出されるC-14のモニタリングは、$$^{14}$$CO$$_{2}$$を捕集したモノエタノールアミンを液体シンチレーション式カウンタにより測定して実施している。液体シンチレーションカクテルとして従来使用してきたAquasol-2が販売終了となったことを受け、我々は、その代替カクテル選定のためにInsta-Gel plus及びUltima Goldに対する技術的検討を行った。その結果、いずれのカクテルについても可溶化剤の添加によってモノエタノールアミンが可溶となり、検出下限濃度もC-14の排気中濃度限度を十分担保できることを確認した。しかし、Ultima Goldではケミカルルミネッセンスが有意に検出され、併せてH-3の評価を行う場合には偽計数となりかねないことから、Insta-Gel plusを代替カクテルに選定した。

口頭

福島原発事故後の空間線量率予測の不確かさ

木名瀬 栄; 高橋 知之*; 山本 英明; 斎藤 公明

no journal, , 

原子力機構では、福島復興に資するため、環境半減期をモデルパラメータとした2-コンパートメントモデルである空間線量率の分布状況変化モデルを開発し、福島第一原子力発電所事故30年後までの空間線量率を予測した。福島第一原子力発電所事故後の空間線量率の変化において、モデルパラメータの統計分布を考慮したモンテカルロ計算結果である推定値の範囲(90%信頼区間の下限値から上限値の間)は、これまでに実施された走行サーベイによる空間線量率の実測値のほとんどと同程度にあることを確認した。

口頭

呼吸保護具着用状態の違いが漏れ率に与える影響について

中山 直人; 谷田 一美; 浜崎 正章; 薄井 利英; 中田 陽

no journal, , 

放射線作業時に作業者が着用する呼吸保護具は、着用方法のミスによりマスク面体と顔面の密着性が悪化し、放射性物質がマスク内へ漏れこむことで予期せぬ内部被ばくを引き起こす恐れがある。予期せぬ内部被ばくを防ぐために、着用方法のミスがマスク内への漏れ率に与える影響を把握することは、呼吸保護具の適切な着用を指導する上で重要な情報である。そこで、本研究は呼吸保護具の適切な着用に資することを目的として、様々な着用状態(フィルターの緩み、しめひもの緩み、サイズの違い、発汗状態)におけるマスク内への漏れ率に対する影響を調査したので、その結果について報告する。

口頭

東海再処理施設におけるウェアラブル端末を用いた作業管理システムの適用性評価

今橋 淳史; 中村 圭佑; 渡邊 裕貴; 並木 篤; 高橋 芳晴*; 衣川 信之*

no journal, , 

近年、様々な分野にてウェアラブル端末を用いた無線通信方式の機器開発及びその実用化が活発となっている。これを放射線作業管理に応用することで、リアルタイムの線量情報や作業場所に関する情報の取得が可能となり、より安全で効率的な放射線作業管理が期待される。そこで本研究では、再処理施設におけるセル内放射線作業の作業管理の高度化を目的として、無線通信機能を有する線量計及びメガネ型表示端末を組み合わせた放射線作業管理システムの現場適用性評価を行った。

口頭

誘導結合プラズマ質量分析装置による土壌中テクネチウム-99分析法の確立

井上 和美; 藤田 博喜

no journal, , 

テクネチウム-99($$^{99}$$Tc)は核分裂生成物であり、その核分裂収率は約6%と高く、半減期が長いことから、長期的な環境モニタリングにおいて重要な核種である。本研究では、土壌中$$^{99}$$Tc濃度を測定して、その分布を把握することを目的に、土壌中$$^{99}$$Tcの分析・測定法を検討した。東海村及びひたちなか市で採取した100gの土壌試料にトレーサーとしてテクネチウム-95m($$^{95m}$$Tc)を添加し、環状型電気炉内に設置した石英ガラス燃焼管中で酸素ガスを流しながら、200$$sim$$1000$$^{circ}$$Cで段階的に燃焼した。ここで、ガス中のテクネチウムは、水酸化ナトリウム水溶液又は硝酸で捕集した。その後、この捕集溶液はTEVAレジン(Eichrom)による精製を行い、誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS Agilent 8800)で、試料中に含まれる$$^{99}$$Tc濃度を測定するとともに、Ge半導体検出器により$$^{95m}$$Tc濃度を測定し、その回収率を求めた。その結果、燃焼時の捕集溶液を0.5M硝酸、TEVAレジンに3回通液、ICP-MS測定においてはリアクションガスとして水素ガス(4.0mL/min)を導入する条件が最も適しており、この時の土壌試料中の$$^{99}$$Tc濃度測定の検出限界値は4$$times$$10$$^{-4}$$Bq/kg・dry(条件:土壌試料100g、回収率60%、最終溶液25mL)であった。なお、採取した土壌試料について、本分析・測定を行った結果、$$^{99}$$Tc濃度は1.8$$sim$$3.6$$times$$10$$^{-2}$$Bq/kg・dryとなり、日本の土壌中濃度の範囲内であった。

口頭

岡山県と原子力平和利用

石森 有

no journal, , 

岡山県は、日本で初めてウラン鉱床の露頭が発見された人形峠がある、我が国の原子力の発祥の地である。またこの人形峠には、我が国が世界で唯一、核兵器の非保有国でありながら、ウラン濃縮国として国際的地位を獲得するきっかけとなったウラン濃縮関連施設があり、原子力の平和利用の世界的な象徴としても意義深い地域である。本講演では、人形峠環境技術センターの歴史や現状などについて紹介する。

口頭

形状が様々な解体物のクリアランスのための$$gamma$$線計測における評価手法の提案

石森 有; 横山 薫*; 長沼 政喜

no journal, , 

ウランに係るクリアランスは、金属について制度化されているが、実際には、計測上の問題から単純な形状の金属のみに限定して運用されている状況である。このため、形状が様々な解体物などのクリアランスを目的に、$$gamma$$線計測に係る新たな評価手法を検討し、提案する。市販の測定装置による模擬ドラム缶を用いた試験結果を利用して、人形峠環境技術センターで開発した「散乱$$gamma$$線等価モデル法」の適用について検討した。1Bq/g(全ウラン)のクリアランスレベルに対して、線源の偏りがあっても0.3Bq/g(全ウラン)まで相対誤差30%以内で精度よく評価可能であることが確認できた。本手法の適用では、対象物中のU-238とPa-234mとの放射平衡状態、BGの低減を踏まえた装置設計が必要となる。また、クリアランスの検認では、ウランの濃縮度評価が必要である。より低い検出下限を実現するためには、検出効率の向上が不可欠である。発表では、これらを踏まえ、測定システムを含めた新たな評価手法の概念を提案する。

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